切り片のある側、ない側

認識と表現とのあいだのいちじるしい欠損の度合い(方向性あり)。

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

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ウナムーノ「アベル・サンチェス」読了。ホアキンは、遠くへ引越してアベルから遠く離れてもまたべつの「アベル」を発見しただろうで、「アベルがまた生まれ変わってオレに嫌がらせを」とか言い出しただろう。根本敬の画でうかぶ。 ホアキンは己の怠惰に気が…